サッカーをしていれば、誰もが憧れるのがゴールへ突き刺さる目の覚めるような速さのシュートです。
私がサッカーを始めるキッカケになったのもこんなシュートを決めたい、かっこいいという憧れからです。
でも、私が見たのは子供の頃に流行っていたサッカーアニメです。
サッカーを小3から始めましたが、そんなシュートを実際に蹴れるわけがないと実際にサッカーをして思うようになっていました。
その時に、当時まだプロサッカーはなかったのでアマチュアの選手ですがサッカーのトップリーグでサッカーをしている選手のサッカー教室がありました。
私は、そこで社会人のトップの選手が蹴るシュートを目の当たりにして、アニメのシュートとリンクしました。
ゴールネットが少し古かったのもあると思いますが、ネットを突き破る目の覚めるようなシュートでした。
それからは、練習をしっかりすれば憧れのシュートが蹴れるんだと毎日ボールを蹴り続けました。
速いシュートを蹴るポイント!!
基本的に速いシュートを蹴るのはインステップキックです。
軸足の置く位置をボールの横か少し後ろにしっかり踏み込み、そして、蹴り足をしっかり振り上げ、腰を回転させるように振り抜きます。
この時に、足首がグラグラしないように、しっかり固定して足の甲(インステップ)でボールの中心を捉える事が大切です。
蹴り足を大きく振り上げて、上半身から腰の捻りを意識しながら振り抜きます。
インステップキックをしっかり蹴れることで速いシュートや強いシュートに繋がっていきます。
サッカーをしている中高生でシュートスピードがだいたい60kmを超えるくらいの速さで、大人になると80kmくらいは出るでしょうか?
プロの選手で100kmを超えてきて、強烈なシュートを放つクリスティアーノロナウド選手で130kmくらいのスピードが出るそうです。
こう考えるとしっかりした蹴り方と筋力の関係もある事がわかり、成長するにつれ筋力の影響もあり、速いシュートが蹴れるようです。
特にサッカーにおいて、重要な体幹(体の中心の筋肉)を鍛える事は非常に重要なことで、ボールを蹴る能力だけでなく、それ以外の動きにも密接に影響してくる筋肉です。
速いシュートは2種類ある!!
サッカーにおいて速いシュートは、インステップでしっかり蹴る事が重要ですが、それとは少し違いシュートを打つまでの速さも重要だと考えます。
どのような事かというと、練習ではしっかり速いボールを蹴るためにシュート体勢を整えて蹴る事ができると思いますが、しかし試合中には、なかなかそんな余裕はありません。
相手を躱したり、フリーの状態であれば、しっかりとした体勢で蹴る事は可能ですが、試合中の相手のゴール前という相手も見方も密集している場所や相手からプレッシャーを受けている状態では非常に難しいです。
そのような場面では、いかにシュートまで速く行けるかと言うのがポイントになります。
まずは、スペースがない場所でもいかにシュートコースを見つけるかという事です。
簡単には、シュートを打たせてはもらえないので、自分でシュートコースを作り少しのスペースを見つけてシュートまで素早くいかなければいけません。
その時に蹴り足を大きく振り上げて、体勢を整えてシュートは難しいです。
そのため、フォワードの選手には、蹴り足の膝から下をコンパクトに振り抜きシュートを打つ選手もいます。
まとめ
サッカーで速いシュートを打つポイントは、インステップキックをしっかり蹴る事ができるようになる事が重要で、それに合わせて体の体幹を鍛える筋力トレーニングに取り組むことも重要です。
また、速いシュートにもシュートスピードの速さやシュートに行くまでの速さも重要です。
この2点を練習する事で試合でのゴールの確率も高まると思います。