はじめまして。
永田シンイチです。
私は、30代後半で少年サッカーの指導者をしています。
サッカーを始めたキッカケ!
私がサッカーを始めたのが、小学校3年生でした。
その頃は、まだJリーグもない時代で、テレビをつければプロ野球の試合ばかり、当然周りの友達はソフトボールや野球でした。
私のサッカーを始めた動機は、友達から誘われたというのと野球やソフトボールは体にボールが当たったら痛いし、小さいボールより大きいボールを足で蹴る方が楽だろうという安易な気持ちからでした。
今は、幼児からでもサッカーを始めているところが多くなりましたが、私の通っていた小学校では少年団に入団できるのが3年生からでした。
3年生の私にとっては、一緒に練習する6年生はとても大きく感じました。
グランドを走ったり、パスやシュート、ドリブルなどの基礎練習の毎日に初めはサッカーの楽しさが分かりませんでした。
サッカーは楽しい!
練習は週3回で、最初のうちは入ったからには、「とりあえず行かないと」という程度で練習に参加していて、ただただボールを追いかけるだけを繰り返していました。
それがある事がきっかけで、サッカーが楽しくて楽しくてたまらなくなり、いつの間にか練習のない日でもボールを蹴ったり、友達を誘ってサッカーをしたりするようになりました。
そのきっかけになったのが、「ゴールを決めた」事です。
よく練習の最後の方には試合をしていました。
3年生から6年生までを混ぜて試合をするのですが、3年生の私と6年生では明らかに力の差があり、試合をしても私はディフェンスで、ただボールを追いかけて走るだけでした。
それがを感じてか指導者の人が3年生が点数を決めたら2点という指示をしたため、私がフォワードをする事になりました。
同じチームの5、6年生が私に一生懸命パスを回してくれてなんと得点する事ができました。
その時に、みんなが私を囲んで褒めてくれて、指導者からも褒められて、それから「サッカーは楽しい」と思うようになりました。
プレーヤーから指導者へ!
小学校3年生からサッカーを始めた私は中学、高校1年生までは学校の部活で頑張ってきました。
なぜ、高校1年までかというとサッカーは格闘技とも言われるくらい激しいもので、特に中学から高校では体と体のぶつかりが激しくなります。
私は中学3年生の時に、左膝を痛めてしまい治療を続けながらサッカーをしてきましたが、高校サッカーの激しさで更に怪我を悪化させてしまいました。
でも、サッカーを好きだという思いは変わらなかったので、地域のサッカーチームに参加させてもらったり、大学では友達同士でチームを作り、サッカーを続けていました。
しかし、サッカーをすると熱くなってしまい、激しいプレーも度々ありました。
それを繰り返していくうちに、膝はどんどん悪化してしまい、医者からは手術を勧められました。
私としては、手術をすればまたサッカーができると思っていましたが、無理をし続けてきたせいで膝はボロボロの状態で、手術を担当した医師からは「ここまでひどい状態は初めて見た」と言われ膝の回復は日常生活程度と言われました。
その瞬間、サッカーはもうできないと言われてしまったように感じました。
それから膝のリハビリを続けてきましたが、あれだけ好きだったサッカーを二度と見たくないと思い、道具もすべて捨ててしまった事を思い出します。
サッカーから離れて数年経ち、私も結婚して長男が生まれました。
長男が通う幼稚園にはサッカークラブがあり、そこの指導を私の先輩がしていたという事もあり、息子を通わせる事にしました。
最初は、息子の送り迎えだけでサッカーは全く見ませんでした。
ある日、その指導している先輩が病気をしてしまい、代役を私にお願いしてきた事から私の考えが変わったように思います。
息子を始め、楽しそうにボールを追いかける子供達を見ていて、「自分で動けなくても子供達にサッカーの楽しさを教える事はできる」と思うようになりました。
そこからは、その先輩とサッカーを指導する事になり、最終的にはその幼児のサッカークラブの監督になっていました。
そのまま息子は小学校でもサッカーを続けたので、その流れで小学校の少年団でもコーチとして指導に携わるようになり、サッカーの指導者ライセンスの取得もして、今に至ります。
私の経験も踏まえながら子供達へのサッカー指導方法を紹介します。