少年サッカーで、よく指導者が一方的に話をしていて、子供達もしっかり聞いてる子もいれば、他の事が気になって話を聞いていない状況を見ることがあります。
これだけで聞いてる子と聞いていない子では差が付くでしょう。
しかし、これがチームのためになるかと言えば別です。
みんなが同じように話を聞いて実行することで、チームとしてのまとまりも深まる事でしょう。
では、少年サッカーで大事なことを伝える時にどのようにすればいいでしょうか?
話が聞ける雰囲気を作る!!
少年サッカーでは、プレーのことなど子供達に伝えなければいけない大事なことがたくさんあります。
その時に、子供達が大事なことをしっかり聞く状況ができているかがとても重要です。
例えば、練習中に何か伝えなければいけない大事なことがある時に、それがプレーしている子供達だけに伝える事かその場にいる全員が理解しなければいけない事かどうかです。
プレーしている子供だけならプレーを通しながらの方が伝えやすい時もあるし、全員に伝えたい時はプレーを止める必要があります。
どちらの場合でも、子供達が話を聞く状況ができているか確認して話をする事が大事なことです。
複数の子供達に伝える時は、全員が話をする指導者を見ているか?
複数の子供達に伝える場合、話をする指導者を見ていない子もいます。
それを1人や2人くらいはいいかと見逃してしまうと、自分に関係ないから聞かなくてもいいかと自分勝手に判断してしまい、それが次の時には周りの他の子にも影響する場合があります。
必ず大事なことだけではなく、普段の話からその都度話をする指導者を見るように最初の段階からしっかり対応していくことが重要です。
同じ目線で!!
指導者としても、少し気をつけて子供達が大事なことを聞けるような状況を作ることも必要です。
サッカーだけではなく、大人も子供も基本的なことですが、相手と同じ目線で話すことも重要です。
特に、少年サッカーでは話を伝える相手は子供です。
その時に指導が普通に話をすると、必然的に上から見下ろして話す、子供達は見上げ話を聞くことになります。
私が小さい時には、実際はそんな感じで指導者も話していないのですが、怒られているような注意をされているような感じを受けることもありました。
そのため、私が子供達に大事なことや話を伝える時は、できるだけ子供達の目線の高さに合わせて話をするようにしています。
もちろん、話を聞いてあげる時もです。
なかには、そこまでする必要があるかと思う方もいると思いますが、私は幼児のサッカーも指導していたこともあり、特に幼児にはこの話し方が有効でした。
少年サッカーでは、低学年から高学年までいるので、低学年にはいいとしても、高学年にもそれが必要かと思うかもしれませんが、大人同士の会話でもそうですが目線を合わせるというのは、とても重要だと考えます。
まとめ
少年サッカーにおいて、大事なことを子供に伝える時は、一方的に話を始めるのではなく、子供達がしっかり話を聞く準備ができているか確認してから話を始めることが重要です。
そして、話をする時にしっかり子供の目線になって伝えることで、より子供達も話を理解できるようになると思います。